中山金杯 (GIII)

[昨年の記事]
http://d.hatena.ne.jp/hamashi/20120104/1325696143

[予想]
かつては中盤46, 47秒の締まった底力勝負が多かったが、近年の傾向としては前半スローで入ってからの後半5ハロン程度の持続力勝負。小回りコースで捲ったり、新潟京都の持続力勝負を長く良い脚使っている馬は狙い目。中距離ハンデ戦で波乱含みということもありここは柔軟な三連複フォメでいく。
まず一頭目には今が充実期の二頭、ダイワマジョーレは後半の持続力勝負の前走の好走馬で勝ち馬が有馬記念2着だけにここでも。アドマイヤタイシは重賞連続二着の内容がよく、福島記念はまくり、朝日CCは底力勝負を前で捌いてで評価できる。二頭目にはさらに適性上位の妙味ありの先行馬、コスモオオゾラヒットザターゲット。中山2000m勝ちの前者もここと適性近い中京2000m完勝の後者にも復活の可能性あり。三頭目にはさらに適性からキョウエイストーム、セイクリットバレー、ダンツホウテイ。展開からドリームセーリング。実績からジャスタウェイとタッチミーノットをチョイス。

[結果]
13: 12.3-10.9-12.8-12.1-12.5-12.1-11.8-11.6-11.6-11.8 = 36.0-48.5-35.0 = 1.59.5
12: 12.5-11.3-13.1-12.0-12.4-11.7-11.8-11.7-11.4-11.5 = 36.9-47.9-34.6 = 1.59.4
11: 12.2-11.0-13.0-12.1-12.7-12.1-12.1-11.6-11.2-11.8 = 36.2-49.0-34.6 = 1.59.8
10: 12.4-11.1-13.1-12.6-12.7-11.7-11.2-11.7-11.6-12.7 = 36.6-48.2-36.0 = 2.00.8
09: 12.3-10.9-13.0-11.4-12.1-11.4-11.6-11.7-11.5-12.6 = 36.2-46.5-35.8 = 1.58.5
08: 12.4-11.4-13.3-12.5-12.4-11.9-11.9-11.4-11.0-12.5 = 37.1-48.7-34.9 = 2.00.7

昨年は的中率こそ上がったもののデカイ的中が一度もなく、第三期はやや持ち直すも結局最終回収率60%弱という不甲斐ない結果に終わってしまった。今年は少なくとも的中率20%、回収率75%以上を目指したい
さて、中山金杯の話に戻すと、昨年の回顧を生かしてしっかりと近年の傾向からテンスローからの中盤以降の持続力勝負を予想できたのはgood。ラスト1ハロンの落ち込みがここ2年と同様に少なく前に恵まれる展開で、レースレベル的にもここ3年とは大差ないと見て良いだろう。後方から34秒台の上がりを使いつつも届かなかった馬達は例年と同じく次走以降の巻き返しに要注意。勝ち馬は勝ち味に遅かった感があるが、この完勝はついに本格化の気配を感じるが、レースレベルは高くないので底力の面での信頼はまだ置けない。キョウエイストームなんかは内でどん詰まりでもったいなかった。