弥生賞 (GII)

[昨年の記事]
http://d.hatena.ne.jp/hamashi/20120228/1330411629

[予想]
昨年の記事にあるように折り合い専念の中盤スローからの瞬発力勝負が定番で本番とはリンクしづらい。瞬発力兼備のある立ち回りのうまい先行馬を狙うのが手。結局、土曜日はいまいち先行、内有利という気はしなかったが、馬場がさらに回復する日曜は今度こそ内有利とみる。

コディーノ
朝日杯FSは掛かったしあれはスプリンターよりのスピードが求められていたので負けても止むなし。やはり東京スポーツ2歳Sで見せた底力と瞬発力が秀逸。キズナエピファネイアと3強と言われているが、底力のあるのはこの馬のみでむしろ一強の図式とみる。調教軽くトライアル仕様で、折り合い専念で負ける可能性もあるが三着は外さない。

△バッドボーイ・マイネルクロップ
逆転あるかと聞かれたら疑問だが、前者は東京スポーツ2歳Sでコディーノの5着があるし、ラジオNIIKEI二歳Sでは展開恵まれとはいえキズナに先着しているわけだから、また恵まれるならここでもとは思う。巧者はダート血統が良いと言うことと、先行脚質の内枠で。若駒Sのレースレベルは疑問も2着のわりには人気がなさ過ぎる。

×キズナエピファネイアダービーフィズ・サトノネプチューン
前二頭は前述の通りで人気ほど底力の裏付けがないので単穴同列評価でよいだろう。ダービーフィズは底力勝負ばかりを走っており、脚質微妙も瞬発力もあり意外と侮れない。サトノネプチューンホープフルSの中盤は近年で見るとわりと早めで、内々をロスなく立ち回った利も大きく今回後方からなら厳しいが、器用に立ち回る脚でどこまで。


馬券は◎-△-印ALLの三連複フォメに◎△の馬連BOXを買い足す。


[結果]
13: 12.9-11.4-12.2-12.4-12.7-12.5-11.7-11.6-11.4-12.2 = 36.5-49.3-35.2 = 2.01.0
12: 12.5-11.0-12.7-13.5-13.4-13.1-12.3-11.9-11.5-12.0 = 36.2-52.3-35.4 = 2.03.9 ※稍
11: 12.8-11.3-12.2-12.8-12.6-12.4-12.2-11.8-11.2-11.7 = 36.3-50.0-34.7 = 2.01.0
10: 12.8-11.6-12.7-13.5-13.0-13.0-12.7-12.5-12.1-12.2 = 37.1-52.2-36.8 = 2.06.1 ※重
09: 12.4-11.3-12.2-13.0-13.1-13.0-12.7-12.2-11.5-12.1 = 35.9-51.8-35.8 = 2.03.5 ※稍
08: 12.2-11.5-12.4-12.8-12.9-12.5-12.3-11.7-11.3-12.2 = 36.1-50.5-35.2 = 2.01.8
07: 12.3-10.6-11.6-12.8-12.5-12.6-12.9-11.8-11.7-11.7 = 34.5-50.8-35.2 = 2.00.5

近年では過去もっとも中盤がしまったレースとなったが本番のそれとは異なるのでリンクするかどうかは疑問。テンがかなり遅かったので、それを考えれば、例年通りの中距離での後半の持続力勝負といったことでダービー、菊花賞に繋がりそうなリンクも、13秒台が今年は刻まれていないという点は評価できそう。通ったコース取りを考えればコディーノ、ミヤジタイガはロスのない競馬で、勝ち馬は着差以上に強い競馬。ただコディーノはいかにもトライアルという仕上げ、レースぶりで本番では確実に上げてきそう。エピファネイアは底力裏付けなかったのでこの程度か。キズナヘミングウェイの末脚はまだありそうで、キズナラジオNIKKEI2歳Sは太め残りだったのが敗因と捉えればまだ見限れないか。この程度の流れで垂れた△二頭は情けない。