安田記念(GI)予想

<予想>
展開は、逃げなければ力発揮することができないコンゴウリキシオーが外から被せてくるローレルゲレイロを離して逃げ、おそらくM〜Hペースになるだろう。底力のある馬、特に今の馬場を考えれば厳しいレースでも前々で押し切ることができる馬を狙いたい。
タマモサポート。この馬はとにかく、キャピタルS京都金杯Vの2連勝の内容がすばらしい。特に後者では、先行馬が壊滅し後ろから追い込んできたマルカシェンクファリダットが好走する中、前々から押し切って0.3秒差の横綱相撲。この時には、安田記念の主役に躍り出た〜などとチヤホヤされたものだ。しかし、東京新聞杯6着を皮切りに近走不振が続き、今回まったくノーマークの大穴でGI出走が叶った。東京新聞杯にしても極悪馬場の鬼畜Hペースを前々で粘り込んで6着なら、むしろGI馬の風格さえ漂う。近2走についても、不得意な瞬発力勝負だったり間隔が空いての太め残りであったり、まったくこの馬本来の力を発揮していない。唯一気がかりなのが、前走後鞍上がコメントした「いつもは前にいく馬が今日は行かなかった」発言か。馬に走る気がなくなっていなければいいのだが。
今後馬場状態がどう推移していくのかまったく未知だが、土曜まで雨が残り日曜徐々に回復していくようであればおそらく内、先行馬が引き続き有利。土曜の競馬や中間の芝刈りで、内が痛み外伸び馬場になってるようであれば、タマモには厳しいかもしれない。でもここは買うっきゃない。
相手は、日曜競馬の馬場分析をしてから考える。内、先行有利が続くのであれば、ウオッカディープスカイを厚めに以下カンパニー・スパホ・サイトウィナーなどに流す。雨が残って重馬場ならば、ジャイアンツコーズウェイ産駒のスズカコーズウェイキングマンボ産駒のファリダットや道悪好走歴のあるアブソリュートやローレルゲロゲロちゃんなども怖いか。相手は難解だ。今春のGI戦線の傾向からして、ウオッカディープスカイスパホの3強で決まるとは到底考えづらい。<買い目>
タマモサポート
ウオッカ, ディープスカイ
△カンパニー, スーパーホーネット
×スズカコーズウェイ, サイトウィナー
3連複 ◎-(○,△,×) 各100yen
3連複 ◎-(○,△)  各200yen
3連複 ◎-(○)    1000yen
3連単 ○->○->◎ 各100yen
3連単 (カンパニー,ディープ)->(カンパニー,ディープ,ウオッカ)x2 各100yen

9Rまでの馬場を見る限り、内外の馬場差はほぼ無さそう。最内を通っても伸びるし、大外一気も決まる。ペースが早くなれば先行馬は追い込み馬の餌食になるだろうが、基本的にはマイルの頂点だけに内々をロスなく最短距離で回った馬に有利に働くのでは。
3強(4強?)の中でも、やはり人気のダービー馬を本線とした。押さえとして、京王杯組から正攻法で勝ち如何にも今の馬場に合いそうなスズカに、香港馬から前走GI勝ちで要注意のサイトウィナーを。さらに、追い込み決着になった場合の3連単を保険で。