エルフィンS (OP)

11年：12.4-11.0-12.0-12.3-12.1-11.5-11.2-11.9 = 35.4-24.4-34.6 = 1.34.4
10年：12.5-11.2-11.7-12.8-12.8-12.0-11.5-11.6 = 35.4-25.6-35.1 = 1.36.1
09年：12.6-11.6-12.2-12.4-12.1-11.9-11.2-12.0 = 36.4-24.5-35.1 = 1.36.0
08年：12.6-11.9-12.6-12.4-12.4-11.5-11.7-11.2 = 37.1-24.8-34.4 = 1.36.3
07年：12.4-11.4-11.8-11.9-11.8-11.0-11.5-11.9 = 35.6-23.7-34.4 = 1.33.7

毎年桜花賞馬を出す見逃せない注目のステップレース。年によって多少馬場差があるのか勝ちタイムは異なるが、抜群に優秀なのが11秒台ラップ連発の07年の1.33秒台決着で、勝ち馬ウオッカはその後言わずもがなの活躍をみせた。それ以外の年では基本的には4ハロン目にゆるむ傾向にあり、3歳牝馬戦だからか下り坂でもペースがあまり上がることなく上がり3ハロンの瞬発力勝負になることが多い。過去最遅のテンで入った08年は上がりが止まることなく逃げ粘りで、脚を余した形の勝ち馬（レジネッタ）が桜花賞馬に。09年も同様にスローからの上がり勝負で強引に差し切ったレッドディザイアがクラシックで好走、10年は中盤がかなり緩んだためいわゆる中弛みのレースで08年同様に上がりが止まらない流れに。11年は（07年の弱化版というかんじで）なかなか優秀で、比較的淀みない流れを最速上がりで押し切った勝ち馬が桜花賞馬に。

逃げ馬不在で瞬発力勝負濃厚も、距離延長馬が多すぎて資質を予見するのが難しいため見とする。

[結果]
12年：12.7-11.8-12.3-13.3-12.8-11.4-11.5-11.1 = 36.8-26.1-34.0 = 1.36.9
テン、中盤が予想以上にべらぼうに遅く、完全に前有利の瞬発力勝負。底力はまったく測られることないため、凡戦。