中日新聞杯 (GIII)

新設中京コースで行われる初重賞なので過去レース分析はできず。ただ、コース形態的にはテンに上り坂があるのでそこまで速くならずゆったり入り、道中遅めで流れ、3コーナーからの下り坂でラスト4ハロン勝負になるとみた。

エーシンジーライン
前走の小倉大賞典がハイレベルで底力は一番。ゆったり行くと中山金杯などのように切れ負けする可能性もあるが、下り坂を利用してそこは踏ん張れるのでは。ペースはゆったり入りロングスパートっぽいが、仮に中盤速くなったとしてもこの馬の底力が生きる形となり問題なし。内がいいぽいが、逃げ馬なら外枠でも問題ないだろう。

○コロンバスサークル
軽ハンデ魅力で、ちょっと切れないこの馬に下り坂は味方する。内の先行、オールカマーのような走りができれば。

コスモファントム
底力には欠けるし、ハンデもきついが、内枠の先行馬で、持続力勝負向くということで上位争い必至。

マイネルスターリー
若干時計がかかり力がいる今の馬場は向くし、持続力は上位で下り坂の助けが必要なタイプなので穴で。

△リッツイースター
京都外回り大好き。近走で重賞の壁を感じるが、展開利込みで今回は狙ってみたい。

ヒットザターゲット
条件戦だがロングスパートを押し切るレースぶりは今回に合うだろう。

ダノンバラード
前走はハイレベル。差しは向かないとしたので評価を落としたが、決まる展開なら。

△メイショウカンパク
差しで買うなら、この馬のように持続力ある馬だけでよい。


馬券は◎の単勝といつも通りの馬連パターンで。


[結果]
12年:12.9-11.3-12.9-12.8-12.7-12.0-11.9-12.2-11.4-12.1 = 37.1-49.4-35.7 = 2.02.2

テン遅く入り、中盤もゆったり流れ、残り5ハロン勝負という想定通りの展開。しかし中団からの差しがバンバン決まるという結果に。この流れならエーシンがもっと踏ん張れても良いと思うのだが・・・二番手のコスモファントムなんて大惨敗で、解釈が難しいところ。想像以上に前には負荷がかかったと捉えるしかなさそうだが。ただ、ハイレベルと判断した小倉大賞典日経新春杯組で決まっているところは見逃せない。
案外中団くらいからでも、下り坂を利用して一気に坂を駆け上れるから差しが決まるのかな。(けど、後ろ過ぎると差しが決まらない)とすれば、高松宮記念は、下り坂でペースが落ちずハイラップで流れ、ラスト失速からの最後中団以降の差しが決まる形になるような。サンカルロみたいなタイプが狙い目か。