中京記念 (GIII)

古馬平均:12.5-11.1-11.6-11.9-12.3-11.9-11.8-12.4 = 35.2-24.2-36.1 = 1.35.3 ※新設重賞のため

コーナーの下り坂の影響で淡々と速いラップが刻み続けらるスピード持続タイプのマイル戦。京都マイルや中山マイル適性を評価したい。また、雨の影響でか時計がかかる馬場で、内は悪く外差し馬場になっている点にも注意。


[予想]
ダノンカモン
スピードの持続力と力のいる馬場ということを考慮すると適性がドンぴしゃとみる。ダート実績のみでハンデ58kgはやや見込まれすぎも、妙味も込みで一発に期待。

ダノンヨーヨー
ここ最近のマイルGI実績や今の外差し馬場、京都巧者などを考慮すればこちらも上位評価。かなり外を回らされることになれば逆にどうか。

▲ショウリュームーン
京都マイル巧者も荒れ馬場が疑問。また牡馬との力差がどれほどかがキーになってくるが、京都金杯4着からそれなりにやれるか。

ゴールスキー
ようやく復調気配。二走前の阪神マイル2着は力のいる馬場で今回と適性がマッチしそう。単純にマイルCS3着もあり、実績上位。

抑えで、フラガラッハ(マイル実績は前走の中緩みくらいでスタミナに不安)、オセアニアボス(一貫ラップは得意もこちらも距離が・・・)、マイネルクラリティ(実績落ちるが力のいる馬場はよいし、新潟マイルでもそれなりに。脚質は向かず)、トライアンフマーチ(やや長い距離や皐月賞での好走歴から適性向くが休み明けが不安)、エアラフォン(力不足も適性はそれなり)とする。


馬券は二連福対象レースなので、馬連BOXで(◎○▲△)と、◎から抑えの馬へ軽く。


[結果]
12年:12.4-11.2-11.7-11.7-12.1-11.7-11.4-12.9 = 35.3-23.8-36.0 = 1.35.1

結局ペースはややHで、直線に入ってのギアチェンジも求められ、最後は大きく失速したようにスタミナも問われるタフなレースとなった。前走は中弛みを豪快に後方一気で差し切り、一転してタフな馬場の厳しめのレースも豪快に差し切った勝ち馬は、外差し馬場の恩恵があったとはいえ、現在急速に成長しているのは間違いないだろう。さて、2着、3着は印を回していたようにもともと高評価できる馬で、ショウリュウムーンは京都の外差し馬場で一変する馬だし、トライアンフはやや長い距離にも対応できるスタミナをもっている。勝ち馬は厳しいレースへの裏付けがなかったため低評価だったが、ショウリュウムーンは三番手評価だし、トライアンフは予想の序盤段階ではかなり好評価ように、なんとか3連複とれなかったものかと悔やまれる。とはいえ、2連福対象レースであり、心情的に馬連勝負といきたかったので、ショウリュウムーンを本命にできなかったことを悔いたい。◎ダノンカモンは芝はだめなことが今回でよくわかった。ほか、◯や△はそれなりに走っていた。