キーンランドC (GIII)

11 : 11.8-10.3-10.9-11.5-11.8-12.3 = 33.0-35.6 = 1.08.6
10 : 12.0-10.6-11.1-11.4-11.6-11.7 = 33.7-34.7 = 1.08.4
09 : 12.1-10.5-11.2-11.6-11.4-11.6 = 33.8-34.6 = 1.08.4
08 : 12.1-10.6-11.2-11.3-11.0-11.7 = 33.9-34.0 = 1.07.9
07 : 12.0-10.7-11.2-11.3-11.4-12.0 = 33.9-34.7 = 1.08.6

緩やかなカーブが続くコース形態から、ラップ的には弛むところがなく淡々と流れやすく、平均〜Hペース確実なレース。後方からはコーナーワークで押し上げていく器用さが求められるために、基本的には先行馬が有利なコース。今年はテイエムオオタカパドトロワと快速馬が揃ったたために昨年のようなテン33秒前後の激流を想定されるため、先行馬と中団からの差し馬を馬券の中心としたい。逆に平均〜Sペース志向の馬(ドリームバレンチノダッシャーゴーゴー)は狙い下げたい。


[予想]
グランプリエンゼル
頭はどうかという気もするが、春先の充実度からは一着もありえる。この馬の得意条件激流+時計のかかる馬場と条件が揃っているにもかかわらず8番人気は妙味大。

パドトロワ
激流スプリント戦ではGI級。普通に買い。

テイエムオオタカ
激流には適性があるはずだが、あっさり勝ったりあっさり負けたりとやや難しい馬。○と競り過ぎると自滅するかも。

△ビウイッチアス
前走は経験したことのない激流で脚を溜められず惨敗しただけ。福島1200mでは激流で▲に完勝しているようにスプリント代わりで巻き返し必至。この人気落ちなら狙いたい。


馬券は◎の単勝と◎○▲△の馬連BOXで、と思ったが二着まで自身があるため馬連一本に絞る。


[結果]
12 : 11.9-10.5-11.1-11.5-11.3-11.3 = 33.5-34.1 = 1.07.6

今年も前傾ラップも想定よりも緩い流れ。また、予想段階では把握してなかったが、札幌はかなりの高速馬場だった模様。重賞レベルでラップ差0.6のペースだと、当然前残りになるわけで、パドトロワは別として、ダッシャーゴーゴーはこの楽なペースだから好走できたという見解。激流必至のスプリンターズSでは疑問か。◎グランプリエンゼルはこのペースも高速馬場も向かずで、完全に見誤った。また、昨年が異常だったとして、このレースは基本的には激流にはならないレースと来年へ向けて覚えておきたい。