新潟記念 (GIII)

新潟外回りということで持続力+瞬発力が問われる。上がりは33秒台必須だが長く良い脚が持続するタイプでなければならない。上位人気が差し馬+現在の新潟はまだ内、先行がよいということもあり、前に行ける馬には多少力不足でも印を回したい。

◎エクスペディション
小倉記念はテン良し中盤良し終い良しのハイレベル決着。絶好馬場のアシストはあったかもしれないが時計は優秀で、あれを中団から圧勝は評価できる。もともと夏は良く、今回も調子は良さそう。新潟コース初も、小倉や京都外回りで高速上がり+持続勝負を経験しており合わせ技で対応できるかと。これで惨敗したら左周りのせいだろう。

マイネイサベル
対牡馬でやや力不足も、3歳時の時点で新潟記念3着がある。新潟適性は高く、先行して持続力生かして粘り込めれば。調子も抜群。

△スマートシルエット
展開から脚質魅力。先行して高速上がりでまとめられるのも良い。

△メイショウカンパク
脚質不利も内を捌けるので。新潟適性は抜群。前走はたたき台。


馬券は◎△から1,3,5,6,9,15,16,17へ三連複フォーメーションで流す。1,6,17は展開から、3,9,15は新潟適性、5,16は単純に力上位で。


[結果]
12:12.8-11.2-11.8-12.1-12.5-12.4-11.7-10.9-10.3-11.9 = 35.8-48.7-33.1 = 1.57.6
11:13.2-11.0-11.9-12.0-12.8-12.4-11.7-11.2-10.9-12.0 = 36.1-48.9-34.1 = 1.59.1
10:12.9-11.4-11.9-12.0-12.4-12.1-11.4-11.1-11.0-12.2 = 36.2-47.9-34.3 = 1.58.4
09:13.1-11.4-12.1-12.2-13.0-12.6-11.7-10.9-10.4-12.2 = 36.6-49.5-33.5 = 1.59.6
08:13.0-11.1-11.6-11.1-12.0-12.4-12.0-11.6-10.8-11.9 = 35.7-47.5-34.3 = 1.57.5
07:12.8-11.2-11.1-11.1-11.9-12.3-11.9-11.8-10.9-12.8 = 35.1-47.2-35.5 = 1.57.8

今年は開催終盤になっても馬場がよく速いタイムが記録されていた新潟コース。それを考慮してある程度小倉記念で捲って良い脚を長く使ったような馬はリンクするという狙いで人気でも◎エクスペディションとしたのだが・・・テンのゆるさは例年並みも、この馬場で49秒弱の中盤が刻まれ、その反動で上がりが33.1という超絶瞬発力勝負となった。もちろんペースアップは残り4ハロン目なのである程度の持続力も問われたわけだが、底力やスタミナはほとんど問われない流れと考えて良いだろう。この流れをこれまでどちらかというと底力勝負のレースで勝ち上がってきた(ある程度は瞬発力勝負にも対応を見せていた)トランスワープの一頭だけ段違いの末脚はいよいよ本格化と判断するに十分な内容である。瞬発力勝負で切れ負けした馬や極限の脚を使って差し切れなかった馬などは次走の巻き返しに注意したい。