スプリンターズS (GI)

11: 12.0-10.2-10.8-11.2-11.5-11.7 = 33.0-34.4 = 1.07.4
10: 11.7-10.7-10.9-11.2-11.1-11.8 = 33.3-34.1 = 1.07.4
09: 11.9-10.2-10.8-11.2-11.5-11.9 = 32.9-34.6 = 1.07.5
08: 11.9-10.4-11.3-11.4-11.5-11.5 = 33.6-34.4 = 1.08.0
07: 12.0-10.3-10.8-11.1-12.0-13.2 = 33.1-36.3 = 1.09.4

近年やや後半の落ち込みが緩くなる傾向にあるが、基本的には安定の前傾で、とにかくスピード勝負。ずーっと前半下るコース形態なので当然先行馬有利。特に今年は超絶高速馬場であり、台風による雨の影響が少なそうな状況なので、1分6秒台もあり得るスピード勝負と考えて良いだろう。内々を立ち回れる馬が圧倒的有利。香港馬も速ければ押さえる必要がある。外枠は割り引きたい。

カレンチャン
前傾のスピード決着に耐えられる先行馬は人気でもこの馬以外見当たらない。前走敗戦もいつも通りなら叩き二戦目で変わってくるだろう。

◯リトルブリッジ
香港ではカレンチャンに先着。セントウルSで駄馬にスプリンター戦線GI級の馬があっさりと負けたことから考えるに日本のスプリント界は相変わらず低レベル。とすれば、香港馬にあっさりともってかれる可能性は十分で、5ハロンで55秒台のスピードがあるならば日本競馬にも対応できそう。

エーシンヴァーゴウ
スピード決着ならばアイビスSDで強さ明らかなこの馬。近走不振も昨年と比べさほど変わらずここまで人気なめられたら一発に期待したい。

パドトロワ
アイビスSD勝ち馬で昨年の二着馬なら無視できない。


馬券は妙味を狙って◯の単勝と◎◯▲△の馬連BOXをメリハリつけて。


[結果]
12: 12.0-10.1-10.6-11.2-11.3-11.5 = 32.7-34.0 = 1.06.7

高速馬場も味方してテンはかなり速く32.7。4角先頭から12→8→16→7→2, 10, 11, 15着をみても明らかなように前には厳しい流れとなった。とすればテン無理しながら大きく負けていないパドトロワエーシンヴァーゴウは着順以上の評価が可能で、カレンチャンも負けて強し。前傾では疑問だったロードカナロアは展開ハマったとはいえ成長伺える好内容。最後かなり失速するようなラップへの対応力はまだ不明も(実際にこの馬自身はイーブンラップで走っている)、着実にスプリント界のトップに君臨しつつあるだろう。