オールカマー (GII)

[予想]
中山2200mは一貫持続ラップレースになりやすいため底力勝負になりやすい。条件馬や格下馬が多いが、ここは素直に底力勝負に実績のある格上馬を信頼したい。

ナカヤマナイト
ルーラーシップには負けたものの昨年のオールカマーアーネストリーの二着と強い競馬をしたゲシュタルトAJCCで負かした馬。ディセンバーSですでに持続ラップへの高い適性を示しており、調子もそこそこのここは人気でも信頼できる。

コスモファントム
底力やや不足気味も中山など小回りコースの後半の持続力勝負にはめっぽう強い。ここは不当に人気がなさすぎで、妙味込みで二番手評価。

ダイワファルコン
中山金杯では後半の持続力勝負をフェデラリストといい勝負の二着で中山コースへの適性は高いが、中山記念や大敗したOPのように超持続ラップになると分が悪い。スタミナや底力にやや不安があり、妙味もなく◯との比較で単穴までの評価とした。

ヒットザターゲット
福島のOPレース、新潟大賞典と持続ラップ戦での勝利はここへとつながる。近走不振も適性はや実績はメンバの中でも上位な方。

△ユニバーサルバンク
もともと底力には疑問があったが、大阪HCでは超持続ラップの底力勝負を力強く勝っており、あの走りをできればここでもやれても。


人気のルルーシュは中距離底力勝負に実績がまだないため黙って切り、ダコールは前走小倉2000mはここに繋がる一貫ラップ型もOP実績皆無でギリギリ切る。逃げ馬二頭はある程度の適性持つも、ここはやや力不足か。極端な展開になった時用の二頭の行った行ったの組み合わせのみ抑える。
馬券はルルーシュの3着以下に妙味ありで、◎○-○▲△の馬連フォーメーション買いで。


[結果]
12: 12.6-11.3-12.4-12.5-12.6-12.9-12.6-12.6-12.0-11.7-12.3 = 36.3-38.0-25.2-36.0 = 2.15.5 ※重
11: 12.3-11.3-12.6-12.2-12.1-11.7-11.9-11.6-11.8-11.4-12.3 = 36.2-36.0-23.5-35.5 = 2.11.2
10: 12.4-11.1-12.2-11.9-12.4-11.9-12.0-12.2-11.7-11.7-11.9 = 35.7-36.2-24.2-35.3 = 2.11.4
09: 12.5-11.5-12.4-12.3-12.3-12.2-12.1-12.0-11.3-11.2-11.6 = 36.4-36.8-24.1-34.1 = 2.11.4
08: 12.3-11.8-13.0-12.4-12.3-12.4-11.6-11.4-11.2-11.8-11.8 = 37.1-37.1-23.0-34.8 = 2.12.0
07: 12.6-11.5-12.4-12.3-12.2-12.6-11.8-11.8-11.3-11.4-12.6 = 36.5-37.1-23.6-35.3 = 2.12.5

重馬場を考慮すればテンはやや早めの中盤で大きく弛んでいるためレースレベルはそれほど評価できない。ダイワファルコンは逃げ馬がたれてきたことで早め先頭にたつ形になってしまったが粘って2着はやや進境も、重馬場巧者や少し息が入る流れに救われた感あり。ナカヤマナイトAJCCの走りからすればこれくらいやれて当然。勿体なかったのはコスモファントムで、4コーナーでつまずき、スムーズに上がって行くことができなかった。これから調子を上げいく馬なので要注意。上がり差がつきづらく、外がまったく伸びない中、大外を回してじんわりと伸びてきていたメイショウカンパクあたりにはここの回顧でやや注目すべきだった。(その後京都大賞典制覇する)