阪急杯 (GIII)

[昨年の記事]
http://d.hatena.ne.jp/hamashi/20120225/1330185839

[予想]
阪神1400mはダート的なハイラップ持続からのラスト失速型。1400m巧者はリピートしやすく、マイラーよりもスプリンターが有利もスタミナも問われる。阪神1400m巧者は絶対的な信頼を置ける。適性で素直に予想。

ロードカナロア
1400m好走歴は少ないもののものが違う。差しに回る作戦のようで差し損ねありそうも、馬券にはまず間違いなく絡むだろう。三連の軸では鉄板。

マジンプロスパー
昨年の覇者。しばらく不調もあったが調教は良くなってきたらしい。阪神1400m巧者であり、ベストの条件。展開、馬場、トラックバイアスすべてが向きそうで、ロードカナロアが差し損ねるならこの馬の押し切りだろう。

サンカルロ
言わずもがな阪神1400mならまず馬券を外さない。


馬券はまず◎-◯▲から何れも1400m巧者のブライトラインオセアニアボス、レオアクティブフラガラッハに流す。テン遅く底力劣るが展開利見込めそうなクイーンズバーンも押さえる。ミトラやインプレスウイナーは1400mでも中盤弛んでこその馬で、こことはちょっと違うかと。エピセアロームなど1400m実績乏しい馬は嫌う。妙味込みで◯マジンプロスパー単勝を買い足す。


[結果]
13: 12.4-10.9-11.1-11.2-11.6-11.6-12.2 = 34.4-11.2-35.4 = 1.21.0
12: 12.1-10.3-11.3-12.1-11.9-11.8-12.5 = 33.7-12.1-36.2 = 1.22.0
11: 12.0-10.2-11.0-11.6-11.7-11.5-12.1 = 33.2-11.6-35.3 = 1.20.1
10: 12.3-11.2-11.5-11.2-11.3-11.5-12.4 = 35.0-11.2-35.2 = 1.21.4
09: 12.2-10.6-11.3-11.6-11.7-11.6-12.1 = 34.1-11.6-35.4 = 1.21.1
08: 12.4-11.1-11.2-11.4-11.2-11.4-12.0 = 34.7-11.4-34.6 = 1.20.7
07: 12.2-10.8-11.3-11.4-11.3-11.2-12.3 = 34.3-11.4-34.8 = 1.20.5

ラップバランスとはごくごく標準的な阪神1400mも前3頭が飛ばす展開で、後ろはもうちょっと楽をしていたか。とすれば飛ばした集団にいながらラストまで踏ん張ったオリービンが強い競馬。阪神巧者、マイルまで対応可能なスタミナ、現4歳世代がハイレベルであることに起因すると思われるが、1400mで好走だったスワンSは前に優しい競馬だったし、スプリントよりのテンの入りのスピードに対応できる根拠がなかったため、今回の無印は仕方なかった=今回新たな資質を見せたとの評価で致し方ない。一方で、二着マジンプロスパーは差し脚質転換をしている模様で、勝ち馬はこれくらい走れて当然。阪神Cと同じラップも馬場が違って今回はサンカルロ届かなかった。他、差し馬も展開にやられた形なので評価を落とす必要はない。