阪神大賞典 (GII)

11年:12.8-11.4-11.9-12.2-12.7-12.8-12.8-13.6-12.5-11.9-12.3-11.8-11.8-11.4-12.5 = 61.0-63.6-59.8 = 3.04.4
10年:13.3-11.9-12.0-12.2-12.4-12.4-12.7-13.5-13.0-12.4-12.3-11.8-12.1-12.2-13.1 = 61.8-64.0-61.5 = 3.07.3
09年:13.0-11.7-12.7-13.0-12.7-12.6-12.3-13.1-12.9-12.8-12.9-12.9-13.4-13.5-13.7 = 63.1-63.7-66.4 = 3.13.2 ※重
08年:13.0-11.6-12.8-13.0-13.4-13.0-13.2-14.1-13.0-12.6-12.4-11.8-11.4-11.3-12.1 = 63.8-65.9-59.0 = 3.08.7
07年:13.1-12.1-13.1-13.4-13.4-12.4-12.3-13.5-13.1-12.8-12.9-11.7-10.9-11.4-12.2 = 65.1-64.1-59.1 = 3.08.3

馬場が悪いのにわりと流れた09年は実質Hペースの我慢比べだったが、これを除いて基本的には残り4-6ハロン勝負になることが多い。特にここ2年はペースアップが残り6ないし7ハロン地点となりロングスパート戦となり、純粋にスタミナ勝負がみられているのは面白い点。11年は過去最速のテン、中盤で入り、残り7ハロンのロングスパートから上がりもそれなりにまとめるという底力勝負。これを先行して圧勝したナムラクレセントステイヤー適性は抜群で、天皇賞春も実質もっとも強い競馬をしていた。体調や気分さえばっちりで昨年だけ走れば、持続力ではどの馬も絶対敵わないだろうオルフェーヴルを底力で圧倒することが可能なのはこの馬だけという見立て。


[予想]
ナムラクレセント
もう上でほとんど書いているが、長距離戦の底力勝負に持ち込めればこの馬に逆転の可能性がなくはない。問題は近走の不振だが、衰えなのか、気持ちの問題なのか、天皇賞春の激走の尾を引いているのか。調子上向きという報道に期待し、まだここでは打倒オルフェに賭けてみる。

オルフェーヴル
説明不要かと。菊花賞も近年最高レベルで強い内容だった。ただ、有馬記念はただのスローの上がり(後半の持続力)勝負だったので、ここに付け込むスキがある。


馬券は昨日と同じく半笑い法で。


[結果]
12年:13.3-12.3-13.3-13.6-12.4-12.7-12.3-13.9-13.2-12.2-13.2-12.1-12.0-11.9-13.4 = 64.9-64.3-62.6 = 3.11.8 ※稍

昨年の天皇賞春のように入れ替わりの激しい競馬となった。まず5ハロン目の12.4あたりで後方に控えていたナムラクレセントが一気に先頭に立ったためペースが速くなったが、1コーナーあたり(13.9のあたり)でえらくペースダウンしてしまったためにオルフェーヴルがかかってしまい今度はこっちが先頭に。そのままハイラップで3コーナーを曲がろうとしたが曲がれずに押さえたため13.2とラップが落ち、押し出されたナムラクレセントらのロングスパート戦となった。ラストはどの馬も一杯になるというかなりの消耗戦。ラップバランスでみても、第1ブロックは弛めだが、中盤以降さほど弛まないスタミナ比べ。
まず本命としたナムラクレセントは復活を思わせるレースぶりで、オルフェーヴルに絡まられなかったらそのまま押し切っていただろう強い競馬。この反動が心配だが、順調なら本番でも昨年のように期待できそう。一方、オルフェーヴルはまぁ強い競馬。ただ、こんな競馬になってしまうように気性難は本番ではやはり心配で、馬券の組み立てとしては今回のようなパターンを想定したいところ。勝ち馬は先行争い尻目に自分の競馬に徹した形で、2、3着馬以上の評価はできない。
ヒルノダムールは直線で不利あり。まともなら3着はあったか。


Mahmoud氏が詳しい分析をしている。参考までに。↓

http://ameblo.jp/mahmoud1933/entry-11200881624.html