京都大賞典 (GII)

[予想]
京都外回りお決まりの中盤スローからの残り4ハロン勝負。中盤の落ち込み次第では上がりは33秒台が必要とされるため、それだけの瞬発力も兼ね備えた馬が狙いとなる。基本的には先行馬有利も、どうゆうわけかペースが速くなることが多いため意外に長く良い脚を使う差し馬の追い込みが決まったりする。
今年は条件馬が結構いたりとメンバレベルは低い。加えてオーケンブルースリ、ローズキングダムなどピークを過ぎ、調子もいまひとつの実績馬がいたりと上位馬もこけそうな感じでなんとも微妙な争いとなりそう。

フミノイマージン
とすれば順調度と充実度NO.1のこの馬を素直に狙い打つ。コーナー4つの小回り2000mがベストだが、これはすなわちコーナーワークで長く良い脚を使えるということ。これは京都外回りに必要な資質である。特に札幌記念古馬GI級のダークシャドウをねじ伏せるほどの捲り脚はここでも見劣らないだろう。

○マカニビスティー
素直にいくならギュスターヴクライではあるが、京都外回り適性で妙味込みでこの馬も面白い。藤岡(ハゲ)なのが何とも心元ないが、先行して長く脚を使いきっていただきたい。

▲メイショウカンパク
新潟2000mなどで好走しているように、コーナーワークの下り坂が合う馬。初距離さえ克服すれば、案外この条件はハマるだろう。

ギュスターヴクライ
可もなく不可もなく。人気だけに、妙味込で○や▲を上にとった。


馬券は◎からの馬連をメリハリつけて。


[結果]
12: 12.6-11.0-11.2-12.5-12.2-11.7-12.3-12.5-12.1-11.4-11.6-12.3 = 34.8-36.4-36.9-35.3 = 2.23.4
11: 12.8-11.0-11.8-12.7-12.6-12.3-12.8-12.5-11.8-11.1-11.4-11.3 = 35.6-37.6-37.1-33.8 = 2.24.1
10: 12.6-10.5-11.0-11.6-12.0-12.0-12.7-13.2-12.6-11.9-12.9-12.0 = 34.1-35.6-38.5-36.8 = 2.25.0
09: 12.7-10.9-11.0-12.2-12.3-12.1-12.1-12.0-11.9-12.3-12.8-12.0 = 34.6-36.6-36.0-37.1 = 2.24.3
08: 12.9-10.7-11.7-13.2-13.3-13.1-12.8-12.6-12.1-11.5-11.4-11.6 = 35.3-39.6-37.5-34.5 = 2.26.9
07: 13.1-11.5-11.7-12.6-12.5-12.4-12.7-12.7-11.6-11.4-11.1-11.5 = 36.3-37.5-37.0-34.0 = 2.24.8

メンバレベル低調もレースラップは優秀。テン早めで入り中団なぞのペースアップをはさみ、上がりもそれなりにまとめてきた。前に行った馬には相当つらいペースで力不足もあるが軒並み大惨敗を喫している。とすれば早め先頭から3着に粘ったギュスターヴクライが強い競馬で、オウケンブルースリも古豪復活かを思わせる好走ではあるがこの馬の場合異様に京都外回りが合うだけで今後も買い時は難しい。捲っていまいち伸びなかったフミノイマージンも一瞬メイショウカンパクと1-2かと思わせる脚を使っており、前哨戦と考えれば上々の内容ではないか。やや距離が内外のであれば京都2200mはベスト条件とも思え、相手が牝馬となり人気一息ならば本番では積極的に狙いたい馬。出遅れて最後方追走のハゲ岡はまったく何がやりたいのか分からない。